2012.03.XX

露木の兄が高校を卒業と同時にS町外の大学へ進学(当時露木7歳)。

泣いて「いかないで」と縋る幼い露木に、兄は「いい子にしてたらまた会えるよ」と告げS町を去る。

大学へ進学した兄は時折母と連絡をとっていたようであったが、その度口論となっていた。

兄に町に戻る意思はないらしい。

そして露木が15となった今年も帰ってきていない。

露木と立木

歳が離れた兄妹であるせいか、兄は面倒みがよく露木はよく兄に懐いていた。

齢7歳にして愛着のあった兄と離れたせいか、兄との約束を守ろう、兄のようになろうと露木は兄の面影を拙く追いかけ続けている。

卯ノ花家

15歳の露木に対し、父と母は50歳前後と高齢者である。

町を出ていった長男に対し、両親は露木に対し口酸っぱくS町に残るよう言い含めており、卯ノ花家の長男の話題はタブーとなっている。

また長男が出ていってしまったため露木だけでもこの町に残ってほしいと思っており、町から出さないようにしている。

8月1日〜犠蟲：露木について

※役職情報が絡むためPASSあり

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